bFaaaP ProSwitch
代々木上原の高台にある音楽ホール。ムジカーサという名の意味は、イタリアの音楽(music)と家(casa)から。2023/7/23(日)開催された発表会、bFaaaP ProSwitch(アコースティックピアノ専用)は、bFaaaPのshishidoさんの脚となる。頭の傾き角度をiPhoneのAIが検出し、ペダル操作をアシストする。 https://youtu.be/S45xN5yFaRo
iPhoneと駆動部とをBLE接続し、演奏者の意図するペダル操作情報を、Faceカメラで検出した頭の傾き角度から計算し転送する。ペダルは踏み込むことよりも「開放すること」が演奏では重要だという。動画を見るとわかる。頭をわずかに持ち上げると譜面たてのiPhoneはセンスし、駆動部はペダルを開放する。
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2018年の開発当初は、メガネに取り付けたジャイロセンサでユーザーの意図をセンスしたが、翌年公開された iPhoneのAI技術に移行した。それに対応するため高性能なサーボモータを、クラウドファンディングで見つけた。注文から3年を経てようやく納品された。このモータに置き換えるための開発を始めた。
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豊洲シビックセンターホールで開催された「夏の響演 〜大学をつなぐ音楽の祭典〜」、演奏者は bFaaaP 宍戸さん。ペダルの前に置かれている黒い箱が「bFaaaP ProSwitch」、譜面台に置かれた iPhoneの顔角度認識で制御、頭が前に傾いた時にペダルが踏み込まれる。
https://www.youtube.com/watch?v=v2b1hfLXq7s
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bFaaaPは無力だ。挑戦しない者に対して何もできない。
bFaaaPは力を持つ。挑戦する者の追い風となり応援する。
bFaaaPは車いすユーザーのためのプロダクトではなく、子どもから大人まであらゆるピアノが好きなひとのために、あらゆる挑戦者のために開発した。
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